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TOP STOCK LIST 1961年 ポルシェ356Bクーペ

1961年 ポルシェ356Bクーペ

INFORMATION

年式1961年年
カラーエトナブルー
内装ベージュ
走行距離不明
車検期限新規車検3年付
装備4速マニュアル、GTマフラー、ヘッドライトカバー、フードストラップ、ナルディ・ウッドステアリング、ワイドスチールホイール、他
PRICESOLD OUT

DESCRIPTION

ポルシェ356B クーペを御案内いたします。

 戦後、ポルシェ社復興の足がかりとなったモデルが、ポルシェ博士の息子フェリー・ポルシェを中心としたスタッフにより開発された、356と呼ばれるモデルです。
ポルシェ博士の設計となるワーゲンのシャシーを応用して軽量・コンパクトなスポーツカーを作りあげ、1950年代初頭から本格的に量産されました。
 のちに911シリーズが登場する60年代半ばまで生産され、モデルライフの長い大成功作となり、50年代のドイツを代表するスポーツカーと言えます。現在でも世界中にファンが多く、356はヴィンテージ・ポルシェの中でも取り分け人気があるシリーズです。

 今回御案内いたしますのは、その中でも1959年にモデルチェンジした、356Bと呼ばれるモデル。
ボディ・タイプは、クーペ、ロードスター、カブリオレの3種類がよく知られていますが、そのほかに、カルマン社が手がけたハードトップクーペが少数作られました。

 当車両は、1961年に生産されてアメリカに輸出されたクーペの1台です。
1959年から1961年の3年間のみ生産された356B/T5ボディをベースに生産された車両です。
初期型のAシリーズの面影を残す独特なシルエットは今見ても大変美しく、コンパクトながら優雅さすら感じさせられる特別な存在です。
 
 エンジンは1600ccの空冷フラット4。60馬力のパワーは、車重1tを切る軽量ボディにて、充分楽しめる動力性能を有しています。アクセルを踏み込むと、タコメーターの針が勢い良く上昇し、そのトルクフルでシャープな感覚は、まさにポルシェ、鋭い走りが味わえます。またGTマフラーを装備し、スポーテイーなモデファイを各部に施しています。もちろん、メンテナンスも容易な車で、一旦正しく整備されていれば、いつでも調子良く走り出せるのが特徴です。

 ボディ元来の頑丈さも含めて、インテリアも綺麗な状態に保たれ一通り良好なコンデションを維持しています。内装は、アイボリーのレザーレットに、ベージュの絨毯、派手さはありませんが良いコンビネーションです。ステアリングはウッドに変更、ホイールは若干ワイドなスチールが着けられています。
居住性も悪くなく、その適度にタイトかつ狭苦しくはない室内は、ポルシェならではの乗車空間。
非常に運転し易く、誰でも馴染める車で、長距離走行も難なくこなす実力を持っています。

 新車時からのオリジナルカラーであるエトナブルーにアイボリーのインテリアとの組み合わせは、ソリッドでシックな雰囲気を醸し出しており、60年代のポルシェの良さをより一層引き立たせており、実に魅力溢れるカラーです。

ぜひ一度、現車を御覧になって頂きたい1台です。