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1963年 アルファ・ロメオ ジュリア スパイダー
INFORMATION
年式 | 1963年 |
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カラー | アイボリー |
内装 | ネイビー |
走行距離 | 不明 |
車検期限 | 車検2年付 |
装備 | 左ハンドル・5MT・キャブレターOH済み・ナルディステアリング |
入庫状況 | 入庫済み |
PRICE | ASK |
DESCRIPTION
1954年のトリノショーで登場し、瞬く間に大ヒットを収めたアルファ・ロメオ "ジュリエッタ"。スポーツカー並みのDOHCエンジンを搭載する高性能でスポーティーな小型車として「世界で最も楽しい小型スポーツカーの1台」と評され、人気を博します。
最初に登場したのは、ベルトーネの当時のチーフスタイリスト、フランコ・スカリオーネがデザインした2ドアクーペの「ジュリエッタ・スプリント」で、翌1955年にベルリーナ(4ドアセダン)と、スパイダー(オープンモデル) が登場します。
ピニンファリーナデザインの美しいボディを纏って登場したジュリエッタ・スパイダーは繊細で美しいラインが特徴で、現代でも多くの人々を虜にしています。
搭載エンジンはシリーズ共通で、アルミ製直列4気筒DOHC1290cc。標準モデルは65psに過ぎませんでしたが、それでも900kgに満たない軽いボディをスポーティに走らせ、ほどなくしてエンジンは80psへとパワーアップを果たし、大衆の好評を得ることに成功しました。
ジュリエッタは一般市民(西ヨーロッパ)でも少し無理をすれば手が届くスポーティーカーとして大成功を収め、アルファ・ロメオの経営基盤を確立することとなります。
1959年にシャシーがこれまでの750系から101系に進化し、ホイールベースが50mm延長され、エンジンも改良されました。
1962年にジュリエッタ ベルリーナの後継として車名が ”ジュリア” に変更され、より高性能となった1570cc 4気筒ツインカムエンジンを搭載したジュリアTIがデビューすると、それに合わせてスパイダーにもマイナーチェンジが行われ、同じエンジンを搭載するオープントップモデルの “ジュリア スパイダー” が発売されます。
1290ccエンジンから、1570ccへと拡大されたエンジンを収めるために設けられたエア・スクープがジュリア スパイダーの特徴です。
エンジンパワーは、ジュリエッタ・スパイダー時代に高性能モデルとしてラインナップされたヴェローチェとほぼ同等の92ps。
ジュリエッタ・スパイダーの最終進化形となる ”ジュリア スパイダー” の 生産期間は1962~1964年までと3年足らずで、ジュリエッタ スパイダーよりも生産台数が大幅に少ない大変貴重なモデルとなっております。
当車両は、弊社のユーザー様の車両入れ替えに伴いお買い取りさせて頂いた車両となっておます。ユーザー様はガレージにて大切に保管されておりました。
弊社入庫後、キャブレターのOH、メッキパーツのリクローム等の作業を行っております。
内外装はもちろん、機関に関しましても非常にコンディションの良い車両となっております。
ピニンファリーナの最高傑作とも呼ばれる "ジュリア スパイダー" 是非ご来店にて現車をご覧ください。