STOCK LIST
1964年 モーガン プラス4
INFORMATION
年式 | 1964年 |
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カラー | グレー/ブラック |
内装 | ブラック |
走行距離 | 不明 |
車検期限 | 2026年2月 |
装備 | 右ハンドル・4MT・社外ウッドステアリング・ウッドシフトノブ |
入庫状況 | 入庫済み |
PRICE | ASK |
DESCRIPTION
1910年にイギリスにて設立されたモーガン・モーター・カンパニー。
設立当初は3輪自動車の販売やモータースポーツでの成功によって経営の地盤を築いたモーガン社ですが、1936年に市場の要求に沿い、メーカー初の量産型4輪自動車である「4/4」がデビューすることとなります。
この「4/4」がメインモデルとなって以来、モーガン社の4輪自動車は基本構造を変えず現在まで生産されています。
現代の目まぐるしくモデルチェンジを繰り返す自動車産業の世界では奇跡のような存在と言えるでしょう。
またモーガン社の車両は創業から100年以上が経った現在も設立当時と変わらず、1台1台が職人のハンドビルドによって制作されています。
その後1950年に「プラス4」の販売が開始されました。4/4の高性能型と言える車両で基本構造はもちろん同じですが、フレームの強化、ボディサイズが拡大されたほか、ボディのバリエーションは4/4同様にロードスターとドロップヘッドクーペが用意され、それぞれ2シーター仕様・4シーター仕様が設定されました。
エンジンは2.1L直列4気筒OHVシングルキャブレター仕様(最大出力69ps/最大トルク15.6kgm)が搭載され、このエンジンはそれまでの4/4に搭載されていた1.1Lエンジンよりも遥かに強力といえるでしょう。
その後、幾つかのマイナーチェンジが行われ、1960年にそれまでオプション設定だったフロント・ディスクブレーキが標準装備、1962年にはエンジンがトライアンフ製2.1L直列4気筒OHVツインキャブレター仕様(最高出力101ps/最高トルク15.6kpm)に置換され、1969年まで生産されました。
今回ご紹介致します車輌は1964年式プラス4になります。
弊社入庫後に一部、外装ペイントやシート張替などはしているものの、計器類やウッドパーツなど基本的には当時の物。
年数故の劣化はありますが、60年も経っている事を感じさせない質感は当車輌の良さの一つです。
エンジン、ミッション、幌の状態も良コンディションで、この年代のモーガンは車輌の特性も相まってなかなか良い個体が出てこないというのが現状です。
クラシックカーイベントやラリーイベントにも大変オススメ出来る車輌となっております。
ご試乗も可能ですので是非現車をご覧いただきたい一台です。