STOCK LIST
1968年 メルセデス・ベンツ 280SE クーペ
INFORMATION
年式 | 1968年 |
---|---|
カラー | ブロンド |
内装 | ダークブラウン |
走行距離 | 不明 |
車検期限 | 2027年8月 |
装備 | 国内未登録車輌・Newペイント・コラム4AT・レザーシート・パワステ・エアコン |
入庫状況 | 入庫済み |
PRICE | ASK |
DESCRIPTION
1959年フランクフルト・ショーにてデビューしたメルセデスのフラッグシップ「W111」
それまでメルセデスの高級サルーンとして人気を博していたW180(ポントン)ですが、車のスタイリングが一気に近代化する1950年代後半において古臭さを感じると考えた開発陣は、自社のイメージを象徴するフラッグシップモデルの全面改良を推し進め、そのスタイリングを大胆に変更する方針を打ち出しました。
従来のモデルに比べ直線が強調され、縦目のヘッドライトに丸みを帯びたガラス、ダブルバンパーと新たなメルセデスのスタイルを確立しました。
またボディ長、幅、ホイールベースは延長され、室内スペースの快適性も格段に向上しています。
W111には3つのボディタイプが存在し、1959年に4ドアサルーン、1961年に2ドアクーペ・カブリオレが発売されました。
その中で今回ご紹介するのは2ドアクーペの280SE。
4ドアサルーンで採用されていたリアのフィンテールは省略され、よりシンプルなラインで構成されています。
この2ドアモデルのボディデザインを担当したのはフランスの巨匠【ポール・ブラック】。後にW113型SL等のデザインを手掛け、この時代のメルセデスを語る上で欠かすことのできない人物です。
2ドアモデルはヨーロッパや北米を中心に人気を博し、生産終了となる1971年までの10年間でおよそ33,000台が生産されました。
同じ年代に販売されていたW108セダンに比べ、1/10以下の生産台数とその希少性が伺えます。
エンジンは機械式インジェクションを装備したM130型 6気筒OHCを搭載。W111だけで無く、W108やW113等にも採用された信頼性のあるエンジンで、最高出力は180馬力と必要充分です。
たっぷりとしたクッションのシートにパワーステアリング、パワーウィンドウ、更にはエアコンも備わっており、運転の快適性においても不満はないでしょう。
今回入庫いたしました280SEクーペは弊社にてアメリカ・カリフォルニアより輸入いたしました。
車両入庫後、外装のオールペイントを行い、その際に前後ガラスシール等の消耗部品も新品交換しております。
インテリアはダークブラウンのレザーで、落ち着いた雰囲気のこの車両との相性も良好です。
シートの破れやヘタレ等も無く、良いコンディションを保っております。
機関に関しても現状問題なく安定したドライブを楽しんで頂くことが可能です。
縦目のメルセデスを語る上で外すことの出来ないこの一台を是非店頭にてご覧ください。