STOCK LIST
1970年 ロータス ヨーロッパ S2 Type54
INFORMATION
年式 | 1970年 |
---|---|
カラー | ゴールドリーフ(レッド/ホワイト/ゴールド) |
内装 | ブラック |
車検期限 | 2025年10月 |
装備 | UK本国仕様・右ハンドル・デロルト45Φツインキャブ・5MT(NC-1)・レザーシート・レザーステアリング・ウッドシフトノブ・4点シートベルト・サンルーフ・PW・13AW・社外ブレーキ・社外ラジエーター・社外デッキ・ドライブレコーダー・ETC |
PRICE | SOLD OUT |
DESCRIPTION
1952年より創業したイギリスの自動車メーカーであるロータスは、1960年代初頭までは自国をメインのマーケットとしていましたが、1966年にニューモデルとなる"ロータス ヨーロッパ"を発表。
ヨーロッパはロータス初のミッドシップエンジンを搭載したモデルで、その名の通りヨーロッパ大陸をターゲットに販売を試みます。
当時ミッドシップエンジン車は存在しましたが富裕層に向けた価格設定の車両が多く、庶民でも手が届く価格帯のライトウエイトスポーツカーとして人気を博すこととなります。
日本では1975年より連載された漫画「サーキットの狼」で主人公の愛車として登場したことでスーパーカーブームの火付け役となりました。
シリーズ1(S1)から始まり、シリーズ2(S2)、ツインカム、スペシャルと様々な変更と改良を重ねながら1975年まで生産され、計9,230台が販売されました。
基本構造はそれまでエランで定評のあった鋼板バックボーンフレームに当時としては最先端技術であるFRP製ボディーを架装。
ボディ重量は610kgとレーシングカー並みのハンドリングを実現し、エンジンはヨーロッパ大陸でのメンテナンス性を考慮し、ルノー・16より流用された1.5L水冷式直列4気筒OHV。トランスミッションもルノー製の4MTが搭載されました。
様々なモデルがあるロータス ヨーロッパですが、今回ご紹介するのは第2世代目にあたるシリーズ2(S2)。
1968年に登場したシリーズ2は、初代であるシリーズ1に比べ快適性能が格段に向上し、それまで開けることができなかった窓ガラスは電動モーターによる可動式になり、シートも任意のポジションに可動できるバケットシートに変更され、ラジオも標準装備となります。
また英国車であるにも関わらず左ハンドルモデルしか無かったシリーズ1ですが、シリーズ2からは右ハンドルのモデルも設定されました。
当車両は前オーナー様により、2020年にイギリスより輸入された本国仕様。
2010〜2012年にかけてイギリスにてフルレストアされた車両になります。
レストア途中の経過写真や資料、イギリスでの整備記録も多く残っております。
レストアの際に足廻りやブレーキなど細かいところにも手が入っており、トランスミッションも5速へと変更されております。
キャブレターはデロルトDCOE45φが装着され、低速から気持ちよく吹け上がります。
オーバーヒートの対策として社外ラジエーターや社外オイルクーラー等も備わっており、安心したドライブを楽しむことが出来る車両です。
憧れのロータス ヨーロッパ。
是非ご来店にて現車をご覧ください。