1990年　メルセデスベンツAMG 560SEC6.0/4V

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AMGは今でこそメルセデスAMGとしての一部門になっていますが、元々レース活動を中心としたメルセデス専門のチューニングメーカーでした。元メルセデスの２人のエンジニアによりチューニング、レース活動のサポートを始め、顧客のオーダーにより手作業による入念にモデファイされたクルマを製作するのが特徴でした。

エクステリア、フロント、リア、サイド、トランクにはAMGオリジナルのエアロ/スポイラーが取り付けられ、ノーマルとは一線を画すスタイルは、当時数多くの後付キットによるAMG仕様が作られました。
ドアトリムやバンパーのモールなどをボデイーと同色にし、目を引くのは6.0 4Vの中でもF8.5J 235/45ZR17とR10J 265/40/ZR17の専用アルミホイールにブリスターフェンダーという出で立ちでしょう。

更に、この車のボンネットの中にはAMGオリジナルの6リッターDOHC4ヴァルブ380馬力と強力な心臓を兼ね備えています。当モデルは、元々4ヴァルブのM119をベースにチューニングされていますが、振動も少なくよりスムーズ&パワフルな走りを堪能できるクルマです。インテリアは黒のレザーで、シートはレカロ製の電動調整式のタイプで、当時は1脚80万円以上したオプションでした。

ダッシュパネルやウッドトリムなどもAMG専用のもので、これもオリジナルの状態で綺麗に残っています。 新車時にAMGジャパンにより数台輸入されたといわれる程レアなモデルで、現在でも走行3万キロ台に過ぎず、素晴らしいコンデションを保っています。

「本物」のAMGを味わいたい方なら、是非お勧めしたい1台です。

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