1997年　ポルシェ ボクスター

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DESCRIPTION

　初代ボクスターは、1993年のデトロイトオートショーでその姿を現し、1996年に市販車として登場しました。
　ポルシェ・968の後継機という位置づけながら、直列4気筒エンジンのFR方式を止め、新規開発されたM96 水平対向6気筒エンジンをミッドシップに搭載したのが特徴です。
ポルシェの市販されたミッドシップ車は914以来20年ぶりで、名前の由来は水平対向エンジンを表す「ボクサー」とオープンモデルの呼び名である「スピードスター」を掛け合わせた造語です。
ポルシェ・911と比較しても手頃で、エントリーモデルとして発売当初から人気を博しました。

　エンジンは水平対向6気筒、2.5L。200馬力少々と、非力に思えるスペックですが、最高速は240キロを越え充分なパワーと動力性能を持っています。
車重約1.2トンと比較的軽量なボディーと相まって、希少な5速マニュアルミッションを駆使すれば中々の走りをみせます。
フロントセクションは911/996型と共通しており剛性も高く、終始安定したハンドリングを保ちます。

　当車両は、僅か走行1万キロと、あり得ないほどのコンデションを保っています。希少色のグリーンメタリックに5速マニュアルと、中々洒落た組み合わせは魅力に溢れています。
どちらかと言えば、トルクよりも回転で走るタイプ。操る楽しさは今もって感じる事が出来ます。

是非一度、現車をご覧頂きたい1台です。
　

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