STOCK LIST
1991年 ダイムラーダブルシックス
INFORMATION
年式 | 1991年 |
---|---|
カラー | ウエストミンスターブルー |
内装 | マグノリア |
走行距離 | 77,200キロ |
車検期限 | 車検2年付 |
装備 | 3速ATミッション、右ハンドル、フル装備、デイーラー車 |
PRICE | SOLD OUT |
DESCRIPTION
ダイムラー・ダブルシックスが入庫致しました。
1971年にデビューしたダイムラー・ダブルシックスは、Eタイプ用に開発された12気筒エンジンをXJシリーズのセダンに搭載した、ジャガーのトップブランド・ダイムラーの名を冠した最高級のセダンです。
その乗り味は言うまでも無く「極上」のしっとりとした、それでいて以外にスポーティーな面を持ち併せている独特なもの。一度そのドライブフィールの素晴らしさを味わってしまうと、その虜になってしまう事請け合いです。
エンジンは5.3L/V型12気筒250馬力。ウルトラスムーズを地で行く圧倒的なフラット・トルクの塊ともいえる、まさに乗用車のエンジンとしては理想的なもの。パワー的には現代の基準からして大した事は無いのですが、数値上にに表せないその素晴らしいフィーリングは、あのメルセデスをして「乗用車エンジンとしては最高の出来栄え」と言わしめたほどなのです。
インテリアも高級感に溢れています。濃紺のボデイーにアイボリーの組み合わせは、文句の付ようが無い程センスの良いチョイス。コノリーレザーを使用したタッチの良いシートにウオルナットのウッドを贅沢に使用したメーターパネルやコンソールなど、まさにダブルシックスの真骨頂と言えます。当車両についてはこれら全てオリジナルのままご覧の通りのコンディションを保っています。恐らく現存しているダブルシックスで、これらをレストアせずに良好な状態のまま維持しているクルマはそうは無い筈です。いかに当個体が良好な環境で大切に維持されて来たかが解ります。
その走りのフィーリングはとても文章で伝えきれないほど素晴らしいものです。エンジン音は静かで低くそれでいてシャープな回転フィールをときに伝えてくる。GM製3速ATミッションはまるでいつ変速したか解らない程スムーズで、フロントヘビーな感触はあるものの、カーブではその重たさを微塵も感じさせずに気が付いたら走り抜けています。細めのステアリングが伝えて来る感触も実に繊細で、思わずペースを上げてドライブしたくなるクルマです。その乗り心地ときたら、いかなる路面でもフラットにかつソフトにいなしてしまう、まるで魔法に掛かったか如く見事な味付けで、こんな高級車はメルセデスにもBMWにも無い、唯一無二の存在でしょう。
当車両は平成3年に登録された正規輸入車で、ダブルシックスとしては後期に近いモデル。記録簿により実走行77,200キロ、整備記録によりこまめに整備されていた個体です。
是非一度、御試乗してその素晴らしさを体感して頂きたい1台です。