STOCK LIST
1968年 メルセデスベンツ 230S
INFORMATION
年式 | 1968年 |
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カラー | ブルー |
内装 | レッド |
走行距離 | 不明 |
車検期限 | 2021年12月 |
装備 | 4速マニュアル、クーラー装備、パワーステアリング、左ハンドル、ヤナセ正規輸入車 |
PRICE | SOLD OUT |
DESCRIPTION
珍しい通称「ハネベン」と呼ばれるメルセデスをご案内致します。
1959年のフランクフルト・ショーにてお披露目された新世代のセダンモデル「W111」と呼ばれるシリーズは、新進気鋭のフランス人デザイナー、ポール・ブラックの手によりテールに控えめなフィンを備えた特徴のあるスタイルから、日本では通称「ハネベン」などと呼ばれて親しまれてきました。
また、新に設計されたモノコック・ボディーは剛性・安全性などが大幅に向上しており、より高速走行に対応した走行安定性などが高めらてれいました。
エンジンは2.3L/直列6気筒OHC、ゼニス製キャブレターを備えて120馬力、1.3トンのボデイーを走らせえるには必要にして充分満足できる性能を持ち最高速度も170キロを越えており、フロントにはディスクブレーキを装備しています。意外かもしれませんが、この230Sはモータースポーツにも多く供されており、プライベーターによりツーリングカー・レース、ラリーなどでも活躍していたのは、やはり総合的なバランスや耐久性などが優れており、その基本設計が優れていた事を物語っています。
1950〜60年代、アメリカ車の多くに見られるテール・フィンは世界中の自動車デザインに影響を及ぼしていましたが、メルセデスもご多聞に漏れずこのW111ではテールフィンを備えています。しかし、アメ車とは違い小さく控えめなフィンを持つそのスタイルは、発売当時は賛否両論でしたが現代においては中々魅力的なデザインと言えます。
内装は赤のレザー、紺色のボデイーカラーにもマッチしたコンビネーション。ボデーサイズ同様、インテリアもその後のミデイアムクラスにあたるサイズ感で実用性にも優れています。大人4人が乗車してロングドライブ可能なスペースを持っています。生産台数4万台を超えるヒットモデルとなりましたが、生産期間僅か3年少々で後継のw108型にバトンタッチされたので、意外に希少なモデルと言えます。
当車両は、昭和39年に新車で日本に輸入されています。正規代理店であったヤナセにより販売されて以来、50年以上も歴代のオーナーにより大切にされてた個体です。4速コラムシフトを備えて、パワーステアリングとクーラーも装備していますから、現在でも普段乗りが充分可能なクラッシック・メルセデスとなっております。
是非当店にてその美しいボデイーラインをご覧ください。