1962年　ポルシェ　356 B

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1962年式　ポルシェ356Bが入庫致しましたのでご紹介します。

356シリーズでは、356preA→356A→356B→356Cと続きますが、その中で356Bは、1959年のフランクフルトショーで発表されます。
356Bは、同じBシリーズでも初期はT5と呼ばれるボディを持ち、途中T6と呼ばれるボディに変更された経緯があります。
まずT5ボディでは、356A比べライト位置とフロントフェンダーの位置があがり、フロントウィンドウの角度が変わりました。
さらに三角窓が標準装備され、前後の窓の大げさが全体的に広がっています。
また、フロントバンパーが大型化され、リムガードが付くようになりました。

そして、1962年からのT6ボディではリアエンジンフードのグリルが2連に変更された事とフロントフードの形状に変わりました。
ボンネット先端が角張った形状から丸みを帯びた形に変更され幅も広がった。
左ハンドル車のみ、燃料給油口が右フェンダーに移動し、給油の際にボンネットを開けずに済むようになりました。
ボンネットトランク内を覆うABS樹脂製カバーが付き、ヒューズボックスも室内から移動されました。
室内ドアトリムは従来鉄板むきだしだったが、内装と同じ生地が付き、ルームミラーには防眩切り替え機能が付き、時計が標準装備となりました。
インパネ中央に外気切り替えレバーが付き注文装備のフレッシュエアーブロア装着車はブロア調節も兼用となり、盗難防止としてシフトレバーがRかNの位置から動かせないよう施錠できるシフトロックが装備さされました。
ワイパーが間欠機能付きとなり、電動ウォッシャーがオプション設定され、ウォッシャーのタンクはプラスチック製バッグからプラスチック製ボトルへ変更され、耐久性が上がった点が変更された事がT5ボディからの主な変更点となります。

今回入庫された車輌は62年式T6ボディのモデルになります。

外装はオリジナルカラーでリペイント済みです。内装は目立った傷みもありません。車輌は6V仕様となります。エンジン、ミッションなどのコンディションは大変良く楽しくお乗り頂けるお車です。

是非ご来店、お問い合わせお待ちしております。

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