STOCK LIST

TOP STOCK LIST 1976年 ポルシェ 911カレラ 3.0

1976年 ポルシェ 911カレラ 3.0

INFORMATION

年式1976年
カラーホワイト
内装ブラック
走行距離不明
車検期限2023年10月
装備5MT・ダックテール・社外マフラー・ヨーロッパ並行・社外BTオーディオ
PRICESOLD OUT

DESCRIPTION

1976年の911カレラ3.0をご案内いたします。

1973年、レース活動のホモロゲーションモデルとして生産された、カレラRSの後継モデルとして当時レースカーのみに与えられていた
「カレラ」のネーミングを持つモデルとして1977年まで生産されたシリーズで、排気量が3.0Lに拡大されてデビューしました。
ボデイーの形状その物は74年にモデルチェンジしたいわゆるビッグバンパーと呼ばれるタイプをそのまま踏襲されていますが、
この年から亜鉛被覆鋼板が使用されるようになり、格段の防錆性能の向上が図られたのが特徴です。

 エンジンはそれまでの2.7L、ボッシュメカニカルインジェクション/210馬力から、ポルシェターボ用3.0Lエンジンをベースに、ボッシュKジェトロニックインジェクション
/200馬力に変更されています。また、1千回転以上低い回転で同じトルクを発生するのでより乗り易く、排気もクリーンになっています。始動性・メンテナンス性など
あらゆる部分において向上しており、1983年まで生産されたのちのSCと呼ばれるモデルまで基本的に使用され続けた信頼性の高いユニットです。
ギアボックスは当モデルまでポルシェサーボシンクロを備えた915型を搭載していました。

 74年モデルからインテリアに大きな変更は無く、相変わらずのこの手のクルマにしては充分な居住スペースを持ち(後席を除く)、視界も良好で、長距離を運転していても
不思議に疲れないのは、基本設計が優れておりパッケージングが素晴らしいからだと言えます。それは最新の911でも、大きく変わっていない事が証明しています。
また、生産から50年近く経過したと思えないほどインテリア・ボデイー共に良好な状態を維持しており、このまま充分お乗り頂けるカレラ3.0です。
後の、SC・カレラ3.2などのモデルと比べてもシャープで軽快感を感じるその走りに不満はありません。

 グランプリホワイトのボデイーカラーも当時のままその美しさを保っています。ブラックのサイドデカールに遮熱ガラス。3スポークのスポーツステアリングは73カレラRS同様、
小径タイプ。沢山の魅力に溢れています。フロントシートのみ、後のカレラ3.2用の物に変更されています。また、リヤのスポイラーはダックテールに変更、74カレラの外観に近い
スタリングとなっています。弊社に入庫してからエンジン、足回り、ブレーキ、内装など一通りの整備・レストアを施し、ようやくご案内できる状態となりました。

76年カレラ3.0の生産台数は、同様のヨーロッパ仕様で、クーペ/タルガ含め僅か1572台。その内クーペが1093台と、今や貴重な911です。

この機会にお早めに、当店にて現車をご覧になって下さい。